恋は諸行無常。

音楽、ナンパ、思想

なぜ愛してくれない人ばかり追いかけてしまうのか

f:id:seenewworld8:20181227212357j:image

 

Heaven helps those who help themselves.

天は自ら助くる者を助く。

自助論/サミュエル・スマイルズ

 

何故愛してくれる人を好きになれず、自分に興味がない人に惹かれてしまうのか

 

興味がない人には興味を持たれ、自分が好きな人には振り向いてもらえない。

こんな経験を持つ人は少なくないんじゃないか。というかかなり多いだろ!

 

好いてくれた相手を好きになれないのは大きく2つのケースがあり、それは『見下し型』、『恐がり型』になる。簡単に説明すると…

 

見下し型…『この程度の男(女)と自分は釣り合うわけがない』、『こいつはアホだから本当の私が分かっていない。私はそんな素晴らしい人間じゃない。』

 

恐がり型…『とても良いと言ってくれてるけれど、それは本当の私ではない。残念だけれど期待には答えられる気がしない。』

 

お気付きの通り両者の本質は同じで『自分のことが大嫌い(=メンヘラ)』ということ。自分に自信がなく、アイデンティティーがグラグラ揺らいでいるから、他人の好意をまっすぐに受け入れられない。

 

自分に興味がない人に惹かれるのは、自己嫌悪が根本にあり、彼彼女に自身を軽く扱われることに心の底で納得してしまうから。

 

『価値が無い自分』はゴミのように扱われ、優しくされないべきだから、その通り接してくる相手にいつの間にか夢中になってしまう。つながってる気がして。イタイ。

 

恋と愛

 

自己嫌悪の他にもう一つ恋愛がうまくいかない理由がある。恋と愛がごっちゃになっていること。端的にまとめると…

 

恋…相手を自分の思い通りにしたいという欲望の感情。

愛…相手を肯定出来る感情。

 

メンヘラは自分のことが大嫌いなんだけれど、実は自分が大好き。これは矛盾していなくて、先の恋と愛の違いで言い換えると…

 

メンヘラ…自分に恋しているが、自分を愛せていない人。ナルシズムに溢れるが、自分を受け入れること(自己受容)は出来ていない人。

 

と言える。ナルシズム?自己受容?て感じなので、補足。

 

ナルシズム…もっと美しくなりたい、もっと高みに行きたいという向上心の源泉。先の説明に従うと自分へ恋している状態。

自己受容…ありのままの自分を肯定出来ること。自分を愛せている状態。

 

ありのままの自分を肯定することはどうしても出来ず、だからこそ変わろうとし続ける。自分を『愛』することが出来ず、自分に『恋』して理想の自分を追い求め続ける(いい女、デキる男になろうとする)。それには終わりがないから、いつか疲れ果て病んでしまう。メンヘラが完成する。

 

貴方の全てを満たしてくれる人なんて存在しない

 

そしてメンヘラは旅に出る。傷ついた自分を癒してくれる相手を探す旅。だが心の穴を埋める為にする恋愛は結局自分本位の自己中なものだし、身も蓋もないことを言えば他人の気持ちを完全に分かることは出来ないので、幸せになれない。

 

『ダメな自分に王子様が現れて全てを変えてくれる。』

 

現れない。

 

自分を救えるのは自分しかいない

 

結局、自分を好きにならないと相手からも好きになってもらえない。自分に恋をしているなら、相手を愛すことは出来ない。相手から肯定されるためには必要なのは自己愛だった。

 

『素敵だね』と言われて『ううん、違う』ではなく、『ありがとう、嬉しい』と心から思えた時、消えたい死にたいの連鎖から自由になれる。

 

人は自分で自分を扱うようにしか他人からも扱われない。自分の心の穴を埋めることが目的である人は自分が他人に求めることしか分からないので、他人の優しさに気付けない。

 

 

 

偉そうに語ってきましたが全てはこの本の受け売りです。目から鱗で面白いですよー!

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/478167108X/ref=cm_cr_arp_mb_bdcrb_top?ie=UTF8