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恋は諸行無常。

音楽、ナンパ、思想

サグラダ・ファミリアをこの目で見て神様なんていないと思った。

真面目系

 

I tried to talk with God to no avail

神様と話して来たけど無駄だったよ

Said if you won't save me,please don't wast my time

助ける気がないのなら俺の人生を台無しにしないでくれと言ってやったんだ

Falling Down/Oasis

 

スペインを10日間放浪しサグダラファミリアを見てきたので感想を書きます。

 

サグラダ・ファミリア

100年以上も前に建設開始されたバルセロナの贖罪教会。世界中から巡礼者、観光客が訪れる。

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サグダラファミリアはその外観もさることながら、内部も非常に芸術的な構造になっている。

天井には天使が優しく微笑み、窓は色彩豊かなステンドグラスで覆われている。

周囲には涙を流している人もいた。

 

設計者はもはや知らぬ人はいない、伝説の建築家ガウディ。

 

ガウディの生涯。

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1852年スペインカタルーニャ生まれ。幼少期から病弱で6歳までリウマチに苦しんだ。

女性恐怖症で生涯独身。

 

バルセロナで建築を学んだのがキャリアのスタートで、建築学校の校長エリアスは『天才か狂人かどちらかだ』と彼を評している。無名時代にパリ万博に出品したショーケースが実業家グエルの目に止まり、彼がガウディの生涯のパトロンとなった。

 

その後民間カトリック団体サンホセ教会が個人の寄付金のみで建設される贖罪教会サグラダファミリアを計画し1882年に着工したが初代建築家が辞任してしまう。

 

そこで突然ガウディに(しかも当時無神論者)白羽の矢が立った、偶然のめぐり合わせながら

これが彼のライフワークになる。

 

設計を進めるにつれ、信仰に目覚め、彼はいつしか熱心なカトリック教徒になっていた。

しかし1926年ミサに向かう途中で路面電車に轢かれた。その場に倒れこむも、あまりの

身なりの汚さに浮浪者と勘違いされ病院への搬送が遅れ、それが原因で死んだ。

サグダラファミリアの設計を始めてから40年以上が経っていた。

 

自殺という説もあるが、それはキリストの教えに反するので定説にはなっていない。

 

キリスト教では死は救済とされている。西欧に死刑が存在しないのは罪を犯した者に死という言わば苦痛の終焉を与えるのではなく、罪の意識を抱えながら地獄の生を全うし、死ぬまで悔いろという考えがある。

 

日本では死刑になりたくて罪を犯す人が稀にいるが、彼らを極刑に処すことは彼らの望みを叶え、苦しみから解き放つことになってしまう。個人的にはそういう人間は独居房に息絶えるまで閉じ込め、有り余る時間の中で死ぬまで罪の意識に苛まれ、煉獄の中で生の業火に焼かれるようにすれば良いと思う。

 

神 IS..

ガウディはパラノイアで奇行が目立つ変人だったと言われているから、周囲に理解者もおらず、彼にとって生きることは苦痛でしかなかったのかもしれない。

 

今や世界中から巡礼者、観光客が訪れるこの偉大な教会の設計者に神は救済を与えたつもりなのだろうか。それにしたってもっと別の方法があるだろう。

 

神様ってそんなに信じる価値があるのかな。